勇敢な人で恐怖を感じたのを、認めない人はいなかった。
私たちは、無鉄砲と勇気を案外混同しているふしがある。
どちらもぱっと見、勇敢に見えるし、危険を冒しているように見える。
しかし、無鉄砲と勇気は、全く違う質のものです。
それは、客観的にその場と自分の能力を見て、危険を冒すかどうかの違いがあるからです。
無鉄砲は、客観的な視点が全くない。
とにかく、臆病のあまり、その状態に耐えられず、反応をしてしまい、その結果、勇気ある行動のようになってしまうのです。
この行動に勝算は一ミリもない。
がしかし、勇気ある行動は、客観的な視点がそこにはある。
そして、可能性が低くても勝算がそこにはあって、行動を意識的にとるのです。
だからこそ、その場の恐怖を自覚し、行動をとるのです。
私たちが、危機に際して必要なのは、客観的な視点です。
これを忘れた行動は、無鉄砲にも、臆病にもなってしまうものです。
勇気ある行動は、いつも客観的な視点がある。そのことを忘れないようにしたいものです。 ☆ (T.Koga)長崎市の三山不動産