他人の道に心を奪われ、思案にくれて立ちすくんでいても、道は少しもひらけない。
道をひらくためには、まず歩まねばならぬ。
心を定め、懸命に歩まねばならぬ。
私たちは、一人では生きられない。
そして、一人では中々意味をくみ取れない。
いつも何かを基準として、比較の中で意味をくみ取っていく。
だからこそ、私たちは、いつも他人と比較し、自分の意味も価値も、そして存在証明も、してしまう。
内心ではいつも他人との競争の中にいる。
そんな状態が私たちの人生の大半を占める。
しかし、他人との競争をし続けている以上、自分の道自体を歩き始めることは出来ない。
他人を意識し、他人との比較に引きずられていくことになってしまうからです。
だから、私たちは、どこかで、他人との比較と決別することになる。
他人は他人、自分は自分だと。
そして、兎に角、対他競争ではなく、対自競争の世界に入ろうと決意する。
ここから、自分の人生が始まることになる。
他人の成功も他人の失敗も、自分にとっては何も意味はない。
参考にする部分もあるかもしれないが、それは、主眼ではない。
自分自身が自分の道だと決めたところを、必死になって歩んでいくことしかない。
それしか、比較と無縁にはなれない。
比較が自分自身の成長に向かうようになることです。
自分の道を歩み始めたのだから。 ☆ (T.Koga)長崎市の三山不動産