「…からの自由」の重荷にたえていくことはできない。
彼らは消極的な自由から積極的な自由へと進むことができない限り、結局自由から逃れようとするほかないだろう。
依存的な人間には自由は恐怖でしかない。
例えば「指示からの自由」とは「自分で考えて、ベストな結果を出せ！」ということだから、その期待に応えることが求められる。
しかし、依存的な人間は自分で考えることなど難しいし、ましてやベストな結果を出す自信など全くない。
そんなこと言われたって、どうしてよいかわからない！ということになってしまう。
つまり、自由を謳歌出来るのは自主的な人間、自律的な人間だけなのです。
それ以外の人間は色々な言い訳を考えて、自由から逃げてしまうのです。
その方が楽だし、責任を取らなくても良いし、なにせ、自分の力を評価の土俵に乗せなくてよいからです。
他人の指示に従ったまでだ！と。
私たちが本当の意味で自由を手に入れるのは、自分自身が自律的な存在になった後です。
そのために、依存から自立へ、他律から自律へと成長をしなければならない。
そのプロセスを歩んでいくことです。
自由の獲得のために。他人から与えられた自由などないのだから。 ☆ (T.Koga）長崎市の三山不動産
