善悪、大小、かねの有る無し、社会的な地位の上下などという、人間の作った相対的な価値観を一切やめてみることです。
私たちは、どうしても他人と比べてしまう。
誰かよりも上だとか、誰かよりも能力があるとか、誰かよりもお金を持っているとか、自分の何かと比べて、自分を安心させてしまう。
これは、逆も然りです。
あの人よりも私の方が下です。
あの人よりも自分の方が能力がない。
あの人よりも自分の方がお金がない。
このように、自分を下においても、自分を安心させることになるのです。
しかし、それだけでは人間は、終わらない。
あの人よりも自分の方が上なのに、下に見られているとか、あの人よりも自分の方が能力が高いのに、低く見られているとか。
こんな心持になっていれば、全く心は落ち着かない。
なぜ、あんな奴よりも自分の方が下なんだ！なぜ、あんな奴よりも自分の評価が低いんだ！ということになれば、私たちは、比べた人間を恨むか、その周りを恨む。
しかし、実は、人間は、そんな小さな比較をする必要がない。
それぞれの人生においては、自分が中心なのです。
相対的な比較をして、安心したり、不安になったりすることはない。
人生が各々違うのです。
例えば、マラソンをしている人生と１００メートル走の人生では、全く中身が違う。
比較しても意味はない。
人それぞれの人生を歩むことしかできない。
比較するだけ無駄です。
自分になるために全力を尽くすだけです。
これが俺なんだ！と。 ☆ (T.Koga）長崎市の三山不動産
