学問とは、人として踏み行うべき正しい道筋を修行することであって、技能に習熟するだけのものでは、決してない。
学問とは、何か。
それは、ある領域を知り尽くそうと学び続ける中で、人間を自由にしていくプロセスです。
今まで無意識に縛られて生きてきたものを、何かを知ることで、本当は、こう考えても間違いではなかったのか! と驚き、そして、今までの因習とか、習慣とか、常識から、自由になっていくための活動。
これが学問です。
だから、学問を積めば積むほど、人間として立派になっていくはずなのです。
それが、頑迷な人間になっていくのであれば、それは、「学問もどき」 をしているに過ぎない。
こうあるべきだと考えることしかできないようでは、それは学問をしていることにはならない。
ただ単に、自分の気の向くままに、都合の良いことを知っているだけなのです。
学問は、人間を自由にするプロセスです。
知れば知るほど、知らないことが多くなって、知らない恐怖が消えていくプロセスです。
だから、私たちは、人生の学問をすることです。
自由になるために。 ☆ (T.Koga)長崎市の三山不動産