風邪をひきやすい人と、ひきにくい人、何がどう違う?
世の中には「あいつ、いつも風邪ひいてるな」と言うような人もいれば、毎年学年で1人は皆勤賞を受けます。
このように、世の中には風邪になりやすい人となりにくい人といるようですが。
いったい、何がどう違うのでしょうか?
もちろん、体調管理などの原因もありますが、それ以前に体質にも原因があります。
では、体質の何が原因なのでしょうか?
それは、血液内のある物質が原因となっています。
血液は、血しょうと言う液体と、有形成分(つまり固体)である白血球、赤血球、血小板から成り立っています。
この中の白血球と言うもの、これにはいろんな種類があり、そのうちの一つがリンパ球と呼ばれています。
そして、これがウイルスなどを撃退するのです。
風邪をひきやすい人は、このリンパ球の数が少ないのです。
風邪をあまりひかない人には、白血球に対するリンパ球の割合が約50%もあります。
つまり、白血球の半分はリンパ球なのです。
逆に、風邪をよくひく人は約30%しかリンパ球がありません。
さらに、ひきやすい人とひきにくい人では、そのリンパ球の活性度にも差があるのです。
また、大きなストレスを受けると、リンパ球の数も大幅に減り、風邪を一気にひきやすくなります。
忙しいときにふと気を抜くと、風邪にかかってしまうのも、このためです。
ちなみに、このリンパ球は免疫とも呼ばれ、このリンパ球の量(割合)を一般的に免疫力と呼んでいます。
あと、先ほど「大きなストレスを受けると、リンパ球の数も大幅に減り」と書きましたが、厳密にはリンパ球の「割合」が減ります。 ☆ (T.Koga)長崎市の三山不動産