我々は、幸福になるためよりも、幸福だと人に思わせるために四苦八苦している。
私たちは、若い頃は、自信がないから中身が問題だとか、逆に、見栄えが問題だとか、様々なことを考えて、他人との比較を優位に持っていこうとする。
まさに、幸せに見られたいと思って、様々なことを考える。
しかし、そんな外側のことを考えているうちに、本当の幸せとはなんだ? というような本質的な問いが生まれ始める。
それは、自分に限界を感じ、外側がもうこれ以上、延長することも拡大することもなくなっていくからです。
徐々に、内省へと至るのです。
私たちは、何が幸せなのか。
どういう状態が幸せという状態なのか。
そのこと考え始め、そして、ある時、今この時、この場所で、生きていること自体が幸せであることに気づく。
ここに、自分自身との和解が始まって、幸せの状態は増えていく。
人間とは、そういう風になっていくものです。
だからこそ、長く生きることだ。
そう気づくためにも。 ☆ (T.Koga)長崎市の三山不動産