8月15日と言えばお盆だけでなく、終戦記念日でもあります。
戦争が終わった日ですから、終わるまでに犠牲になった方達への、追悼をしなければなりません。
ところでそんな終戦記念日ですが、なぜ、祝日にならないのでしょうか?
記念日と付いているのだから、祝日になってもおかしくはありません。
なぜ終戦記念日が祝日でないのかは、以下の理由があるからなのです。
終戦記念日である8月15日は、丁度お盆の期間となります。
お盆の期間になりますと、基本的にはどこも休業します。
終戦記念日を祝日にする理由が、特にないという事になります。
しかしお盆は先祖の霊をまつる日ですから、戦争によって犠牲になった人達を偲ぶという意味でも、丁度時期が重なっているなと思います。
終戦記念日が祝日にならない、もう1つの理由は、やはり終戦記念日が日本が敗戦した日というのが大きいです。
祝日というのは基本的には、何かを祝う日となっています。
それに対して終戦記念日である8月15日は、日本がポツダム宣言を受託して降伏したこと、つまり敗戦したことをラジオで発表した日という事になります。
戦争が終わった日というよりも、日本が敗戦した日という意味合いが強いので、祝日として祝うのは、さすがにどうかなぁと思います。
これが終戦記念日が、祝日にならない理由となるのです。 ☆ (T.Koga)長崎市の三山不動産