人類のもっとも偉大な思考は、石をパンに代えるということである。
ドストエフスキーの「人類のもっとも偉大な思考は、石をパンに代えるということである」という名言は、色々な意味を連想させる。
石をパンにする=錬金術。
石を使って、最終的にはパンを創り出すという意味の農業的プロセス。
嘘をまことにするという意味での経営的実行。
私たちの思考は、与えられたものを全く違うものに創造できるという意味で、圧倒的に他の動物にはない能力がある。
だから、今置かれた自分の現状を嘆くことはない。
自分に与えられたものは、自分で創り変えることが出来る。
石をパンに交換することもできれば、石をパンの代用にすることだって出来る。
ただし、この場合、それ自体を食べることは出来ないが。
目の前の事態をどう見るか。
ここにかかっているのです。
どう見るか。
どう意味を見出すか。
どう解釈するか。
いつも私たちには、このことが突き付けられているのです。 ☆ (T.Koga)長崎市の三山不動産