失敗のない人生なんておもしろくないですね。
歴史がないようなものです。
私たちは、偉人伝が案外好きです。
それは、成功の物語ではないからです。
成功に至るまでの失敗の物語だからです。
それと同様に、私たちの歴史が自分で語られるとしたら、語られる今がまさに自分なりに成功の領域にあるからです。
だからこそ、今までの失敗が語られるのです。
もし、今成功だと自分が思えなかったら、自分の歴史を誰も他人に語れるものではない。
それは、今はどうなの?という反論が予想できるから。
私たちが、自分の歴史に参加するということは、自覚的に生きて行くということです。
その中で、失敗をし、その失敗から色々なものを学び、そして、また挑戦をし、その挑戦が成功することもあれば、失敗することもあり、紆余曲折がありながらも、今こうして生きているということが、私たちに自分史を語らせるのです。
失敗は、人生の華です。
自分史に色を添えてくれる。
だから、失敗を避けるのはやめよう。
そして、失敗を恥じるのもやめよう。
恥じなければならないのは、失敗するかもしれない機会を逃したことです。
つまり、挑戦をしなかったことです。
生きてきた事実に華を添えるように、私たちは、挑戦していこう。 ☆ (T.Koga)長崎市の三山不動産