忍耐することを学ぶためには、まず多くの忍耐をしなければならない。
人間は、自分の思うとおりに生きようと思う。
しかし、自分の思うようには生きられない。
それは、社会が各々の利害の結節点だからです。
利害と利害がぶつかる場として社会があるからです。
だから、自分の思うようになるためには、中々その順番が回ってこないのです。
チャンスが来るのは、自分のやりたい時ではないかもしれないのです。
だからこそ、私たちは、辛抱強く、自分のやりたことをやるチャンスを準備しながら待つことです。
その待つ能力こそ忍耐力です。
そして、忍耐力は、当然、その言葉の通り、忍耐することでしか身につかない。これを私たちは、子供の時に学ぶ。
最近の私たちは、我慢することを忘れがちです。
子どもの教育についても、我慢を奨励しないし、なんでも自分の思い通りになるように子どもを育てている。
こんなことでは、大人になってひどい結果になることは、誰だって想像できる。
しかし、それを無責任にも振り返ろうとしない。
忍耐力のないところに、自己実現などという結果はない。
そのことを忘れてはいけない。
忍耐力は、忍耐する経験の上にしか咲かない。 ☆ (T.Koga）長崎市の三山不動産
今日も九大病院行きです。
