今日は、天皇誕生日で祝日です。
天皇陛下(今上天皇・明仁さま)が生前退位し、2019年5月1日には皇太子徳仁親王が新天皇として即位されます。
これにともない平成の天皇誕生日12月23日が祝日となるのは、2018年が最後となります。
皇太子さまの誕生日は2月23日です。
皇太子さまが即位される5月1日は1年限りの祝日となる可能性があり、実現すれば2019年のGWは10連休となります。
天皇誕生日の始まり、歴史上天皇の誕生日が祝われたのは、宝亀6年(西暦775年)の光仁天皇からといわれています。
このころは天皇誕生日ではなく、「天長節」と呼んでいました。
明治元年になると、再び天長節を行事として祝うようになりました。
戦前においては、天皇が五穀豊穣・天下泰平を祈る「四方拝」、神武天皇の即位の日とされる「紀元節」、明治天皇の誕生日である「明治節」と合わせた四大節のひとつとされ、天長節は第二次世界大戦の終戦まで広く祝われていました。
現在の天皇陛下(昭仁さま)は2019年4月30日で退位されることになっています。
その後は皇太子徳仁(なるひと)さまが天皇として即位されるため、天皇誕生日も変更されます。
よって12月23日が天皇誕生日となるのは、2018年が最後になるのです。
2019年の天皇誕生日は、現在の皇太子さまの誕生日は2月23日であり、かつ2019年の4月30日まで現在の天皇陛下が在位されるため、2019年2月23日は天皇誕生日ではないということになります。
そのため2019年の2月23日は平日で、翌2020年になってはじめて2月23日が新たな天皇誕生日となるのです。
このような例は祝日法制定以来初めてであり、2019年は天皇誕生日がない1年となります。 ☆ (T.Koga)長崎市の三山不動産