大晦日になると必ず思うこと…「1年ってあっという間」。
きっと来年も足早に過ぎていくのでしょうね。
「大晦日(おおみそか)」の「晦日(みそか)」とは月の最後のことを意味します。その「晦日」に「大」がつく「大晦日」は1年の1番の最後の日である12月31日を意味します。
古代の日本では、1日の始まりは夕方からと考えられていたため、この大晦日の夜から新年が始まると考えられていました。
大晦日は一晩中起きて、歳神様をお迎えする大切な夜なのです。
皆さんは大晦日の夜、どんなことを想い、どんなことを顧み、新年にどんな願いを抱きますか?
大晦日には除夜の鐘を鳴らします。
除夜の鐘を鳴らす数は、皆さんよくご存じの108つです。
除夜の鐘の始まりは、中国の宋の時代が起源のようです。
日本には、鎌倉時代に禅宗の寺に伝わり、室町時代で広まり、江戸時代で一般的な寺院でも除夜の鐘を鳴らすようになったと考えられてます。
煩悩の数
六根
眼(げん)、耳(に)、鼻(び)、舌(ぜつ)、身(しん)、意(い)の六根に、好(こう)・悪(あく)・平(へい)という3つの気持ちがあり、それぞれに浄(じょう)と染(せん)の清いものと汚れたものの二面があり、それが過去、現在、未来の3世あることを計算すると…
6×3×2×3=108
この計算から人間の煩悩は108つと考えられています。 ☆ (T.Koga)長崎市の三山不動産