長崎市を中心に賃貸物件や売買物件の最新情報を提供しております。家の無料査定や買取は株式会社三山不動産におまかせ下さい。

こどもの日 5.May.2021

こどもの日は法律に定められた国民の祝日。

戦後生まれです。

端午の節句は、「五節句」という奈良時代から続く伝統行事。

「国民の祝日」と「伝統行事」という違いです。

ちなみに五節句とは、季節の節目を表す日。

江戸時代には幕府の公式の祝日で、賑やかなお祭りの雰囲気があり、明治5年まで祝日でした。

そんな端午の節句とこどもの日は、なぜ同じ日なのでしょう? 

第2次大戦を経て戦後、新しく祝日を制定する際に、「日付を押しつけるのではなく、国民の感情に深くつながった、文化的な日を祝日にすべき」という意見が出ました。

こどもの日の候補は、3月3日(桃の節句)・4月1日・5月5日・11月15日(七五三の日)など、いろいろあったようですが、

●「祝祭日には草餅・ちまき・柏餅・そうめんなど、食べ物が加わると大変なごやかなものが生まれてくる」(同2月6日)

●「やはり春から初夏にかけての時期を選びたい」(同4月26日)といった意見が出て、結局5月5日が選ばれました。

同時に、天皇誕生日(4月29日)・憲法記念日(5月3日)も祝日になることが決まりました。

当時、5月1日はメーデー(労働者の日)で休む会社も多かったのです。

春から初夏に移り変わる絶好の行楽の季節に、大きな“飛び石連休”が生まれることになりました。

ゴールデンウィークの誕生です。

私たちが現在、行楽を楽しめる大型連休にもこんないきさつがあったのです。 ☆ (T.Koga)長崎市の三山不動産