世に銭ほど面白い物はない。
お金は、そのもの自体、何も価値を持たない。
コインにしても、紙幣にしても、それ自体には、何も価値はない。
コインは多少は、物として溶かせば違うものに使える原料になるだろうが、紙幣は障子の穴を塞ぐぐらいだろう。
しかし、このお金が、なぜだか、大変な価値を持っている。
お金がなければ、生きていけないぐらい、価値を持っている。
それは、お金と何かを交換できるからです。
人間は、交換する動物だから、交換しないと生きてはいけないのです。
そして、お金は、交換の代理物として、機能しているが故に大変な価値を持っているのです。
それでは、なぜ、価値のないお金を交換の代理物として、世間は、みんなは、信用しているのか。
それは、誰かがそうしなさいと決めたからです。
誰が決めたんだ!?となるが、それは、誰にも分らない。
お金の起源は、わかっているようでわかっていない。
そんなものを信用してしまう。
それが、私たち人間なのです。 ☆ (T.Koga)長崎市の三山不動産