人は不快な記憶を忘れることによって防衛する。
自己防衛本能は、誰にでもある。
自分自身の心を守るために、本能が発動して、勝手に自分の心を守ってくれるのです。
だから、意識しないと、この防衛本能が、自分の成長をどんどん阻害していく。
心の安全を守るということは、心が傷つくのを避け、気づくのを邪魔するからです。
私たちは、傷つく経験をしないと、自分のあり方を問わない。
このまま自然と肉体的にしか成長をしていかない。
それでは、精神的な成長はない。
精神的な成長は、この心の構えではダメだという経験を通してしか、促されない。
失敗しても簡単に言い訳して、通り過ぎてしまえば、失敗から何も得ないことになる。
失敗で、自分が傷つくことを、しっかり受け止めなければ、その失敗から学べないのです。
それを防衛本能は、阻害してしまう。心を守ってしまうからです。
傷つくことを避けないように意識したい。
心が壊れるのは、心を守りすぎるからです。
守るべきは、精神的成長です。
その機会を守るべきです。
そのために、意識的に、防衛本能を抑制していこう。
守ることが守ることにはならないのだから。 ☆ (T.Koga)長崎市の三山不動産