人心の理というものは、古今同じです。
ただその趣が違ってみえるだけだもの。
人間は、今も昔も、基本的な心的構造は、同じです。
悲しみや憎しみ、楽しみや喜び、愛することや憎しむこと、このような心的なものは、ほとんど今も昔も変わってはいない。
ただ、その感情の表出の仕方が、時代時代で変わっていくだけです。
だから、私たちは、よくよく人間を観察し、人間理解を深めていくことです。
そうすれば、時代が変わろうと、人間関係は、それほど困りはしない。
その時代、時代に合わせた表現を身に着けていけば良いからです。
しかし、この合わせることが非常に難しいのです。
それは、時代の変化とともに生きてきた人間と、変化した後に生まれた人間が混在するからです。
この意識の差まで考慮しなければならないからです。
私たちは、難しい時代に生きている。
価値観が流動し、今まで信じられてきたものが、信じてはいけないものになりつつあるからです。
しかし、本質は変わらない。
本質に届く理解を私たちは、自分に求めなくてはならない。
皆がみんな本質的な理解が出来ないことを知りながら、生きていくことです。 ☆ (T.Koga)長崎市の三山不動産