最近の世界は、富める者とそれ以外の者の分断、知る者とそれ以外の者の分断、考えが一致している者とそれ以外の者の分断が、進行し、双方が理解不能な状態になっている。
誰かが誰かを一方的に排除し、最後は、どちらも双方を切り捨てるといった状態が続いている。
数百年も前にパスカルが 「神が存在することも不可解なら、神が存在しないことも不可解だ」 と神中心の世界の中で、神一辺倒を一喝した彼の態度が、今世界に求められているように思う。
どちらもあってよいということです。
どちらか一方が正しいことではなく、どちらも正しいかもしれないという態度が必要なのです。
そこに分断を超える力があるように思う。
正気でいることです。
誰かに扇動されないことです。
善悪の行為はあっても、善的な存在も悪的な存在も共に、相対的なものです。
どっちがあってもなくても不可解なのです。 ☆ (T.Koga)長崎市の三山不動産