人は運命に囚われているのではない。
自分の心に囚われているのです。
私たちは、「運命だ」という言葉を使うが、運命とは、事後的な感想です。
結果、そうなったということを受け入れるために、「運命」という言葉を使う。
あたかも、何かを始める前から、結果が決まっていたとでも言いたいがために、「運命」という言葉を使って、自分を納得させるのです。
つまり、単なる言い訳をしないために、そして、自分がもうこれ以上傷つかないために、「運命」という言葉でお茶を濁すのです。
そういう面では、「運命」という言葉は、使うのに便利な、そして、響き的に言えば、なんとなく重たい、人生を左右するような、そんな感じの言葉なのです。
だから、事後的な「運命」という言葉に私たちは、満足してはダメです。
「運命」なんて、自分がそう行動した結果なのです。
違った結果になっていれば、「運命」なんて言葉にしなくても良いはずです。
自分の行動の結果を「運命」などという言葉でくくらないことです。 ☆ (T.Koga）長崎市の三山不動産
