いまや二人に一人ががんに罹患する時代です。
たった一つの異常細胞が免疫機構の監視をのがれ、淘汰されずに増殖して顕在化します。
それには何年にもわたる月日がかかります。
がんの原因はいまだ解明されていませんが、生活習慣に大きく影響されていることは確実です。
知らず知らずのうちに自分でがん細胞を育てているのです。
がんが目に見えて発症しないのは免疫細胞ががん細胞をちゃんと処理しているからです。
がん治療の主流は手術、放射線治療、抗がん剤治療です。
すべて がんを敵と想定し 駆除、排除を目的にしています。
この3つとも免疫能を阻害します。
免疫力を弱めるのです。
免疫機構の見逃がしでがん化するのに、その大事な免疫能を阻害するということは本末転倒でしょう。
そこでがんの免疫療法が登場します。
理に叶っていますが、残念ながらいまの段階で顕在化したがん組織を、免疫療法で消滅させることはできません。
では どうすればいいのでしょう?
平凡かもしれませんが、まず、すべきことはこれまでの生活習慣を変えるということです。
つまり生き方を変えるのです。
外来でがん患者さんにそのことをお話しても なかなかこれまでの生活様式を変えるのは難しいと皆さん難色を示されます。
がんの究極の行く末は死です。
死をとるか生活を変えるかと厳しくお話ししても、生活習慣を変えようとはされません。
それくらい生き方を変えることは難しい事なのでしょう。
もし、あなたががんと宣告され、生き方を変えたら治るかもしれないと言われたらどうしますか? ☆ (T.Koga)長崎市の三山不動産