未熟な愛は言う、『愛してるよ、君が必要だから』と。
成熟した愛は言う、『君が必要だよ、愛してるから』と。
私たちは、言葉の並べ方だけでも相手に与える印象が大きく違ってしまう。
例えば、「愛しているよ、君が必要だから」と言おうものなら、愛するということが矮小化してしまう。
君が私にとっては便利なものだから必要なんだ。
だから、愛しているんだ!となって、愛することが相手をつなぎ留めておくための手段になってしまう。
逆に、「君が必要だよ、愛してるから」と言えば、愛している君が僕にとっては必要なんだ。他には何も必要ないんだということだから、愛が目的になっている。
このように、言葉は、実は、表面的に伝わる以上の意味を表すものなのです。
だからこそ、どういう語順でどんな言葉を使うかで、言葉の奥に隠れているメッセージの中身が変わってしまうのです。
私たちは、そういう言葉の奥にあるメッセージに敏感になろう。
伝える方も、受け取る方も、ともにメッセージを意識することです。
私たちは、言葉をしっかり使おう。
なんとなく言葉を使っているだろうが、大切なことは、意識的に言葉を使うことです。
言葉はそれ以上の意味を表すものだから。 ☆ (T.Koga)長崎市の三山不動産