知識を伝えるのは、やさしい。
それは、知識が完結したものだからです。
もっと言えば、過去のものだからです。
知識は、状況によって変化するようなものではないから、伝えやすいし、教えやすい。
しかし、知恵は中々伝えられないし、教えられない。
それは、知恵が、知識を基にして、刻一刻と変化する問題を解決する(状況に適応させていく)ものだからです。
そして、そこには、固定的な正解がないからです。
知恵は、知識を状況に合わせて組み合わせて、問題を解決する道具なのです。
だから、状況の把握や知識の組み合わせ方やタイミングの取り方が問題なのです。
それを伝えたり、教えたりするのは難しい。
なにせ、無限大にやり方が存在するから。
私たちは、自分自身で、知識を知恵に変える努力をすることです。
知っているで留まることなく、知識を現実に適応できるところまで持っていこう。
知恵が出せる状態にいつも自分をしておこう。 ☆ (T.Koga)長崎市の三山不動産