間違いを怖れて戸を閉ざせば、真実も締め出されてしまう。
集団の中で議論をしていると、違和感を持つ意見や事実に、私たちは、どうしても口を閉ざしてしまう。
特に、その意見や事実が上司や権力者から言われたものであれば、なおのこと、私たちは、口を閉ざしてしまう。
もし、その発言に異議を唱えて、その発言が間違っていたりしたら、その後がとんでもないことになりかねないからです。
しかし、もし、その言われた発言が彼らの勘違いや思い違いであったら、その場の議論は、間違った方向へと進んで、発言した全てのことが無意味になってしまう可能性がある。
自分の間違う可能性を思うあまりに、自分の中に生じた違和感を心に押しとどめてしまえば、彼らの間違う可能性を捨て去って、本当のところは闇に閉じ込めることになるのです。
誰でもが間違う可能性はあるのだから、気にせずに発言をすることです。
それこそが親切だというものです。
生きているということは、失敗や間違いを犯すということです。
誰でもが同じ確率でそうなのです。
だとすれば、違和感のある意見や事実には、手を挙げて確認することです。
それこそが、議論の中での真実の態度だからです。 ☆ (T.Koga)長崎市の三山不動産