神は、我々を人間にするために、何らかの欠点を与える。
神様は、完全無欠で絶対的です。
神様には過剰な点も欠落点も何もない。
何もかも文句のつけようのない存在です。
それに対して、人間は、真逆のような存在です。
過剰だし、欠点だらけだし、不完全極まりない。
だからこそ、人間には、様々な感情があり、意識があり、願望があるのです。
神様よりも人間の方が圧倒的に生きていて楽しい存在なのです。
なにせ、予定調和的な人生なんて誰にも出来ないからです。
予想外な出来事の連続で、人生はなっているのです。
筋書きが想像できない人生を生きていけるのが、人間なのです。
神様のように、完全を求めることの前に、不完全を認め、その不完全の困難さを楽しみ、そして、完全を目指すことです。
完全になることが目的ではない。
完全になんてなれないのだから。
人間は、神様にはなれないから、神様を想像=創造したのです。
不完全から完全へのプロセスを歩むことこそ、人間の生き方です。
しかし、完全になることではないのです。
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