信念は、真実にとって嘘よりも危険な敵である。
私たちに客観的に事実なんてものはない。
物理的な事実はあるが、万人が全く同じだという客観的な事実はないのです。
がしかし、私たちを超えたどこかに、そのような事実=真理が存在していると私たちは、信じている。
結局、人間は、自分が信じている考え方に基づいて目の前の事実、過去の事実、将来起こるであろう事実を見てしまうのです。
だからこそ、真理さえも(仮に客観的なことがあるとして)、私たちは、自分の物差しで理解しようとし、そして、理解出来ないということで、真理ではないと退けてしまうのです。
私たちは、私たちの物差しを意識的に理解しよう。
自分が見ている世界は、自分の物差しで見ているのだと理解しよう。
この無意識の物差しを振りかざさないように、意識することです。
信念は、そういう意味で、世界を見る目を曇らせるものでもあるのです。 ☆ (T.Koga)長崎市の三山不動産