「よくできたね」とほめるのではない。
「ありがとう、助かったよ」と感謝を伝えるのです。
感謝される喜びを体験すれば自ら進んで貢献を繰り返すだろう。
私たち日本人は、戦後、大きく価値観が変わった。
天皇や国家のために生きろという価値観から、自分のために生きろという価値観に変わった。
しかし、その価値観の転換は、振り子が全く逆になっただけで、大切なことを置き忘れてしまった。
それは、人間という動物の本質です。
人間は、社会的動物なのです。
だから、自分のためだけに生きろというのは、大きく何かが足りないものになってしまうし、天皇や国家のために生きろというのも自分がなくなってしまう。
人間は、社会の一員として生きろ、そして、自分が自分として活き活きするために生きろということでなくてはならない。
社会の貢献をしてこそ、楽しい人生になるし、その貢献は自分で決めて良いということです。
ここを置き忘れてしまったのです。
私たちは、他人に貢献したい動物です。
そして、他人から感謝されたい動物なのです。
このことの意味をもう一度私たちは、考えることです。
社会に自分がいるし、自分がいて社会が楽しくなるのです。 ☆ (T.Koga)長崎市の三山不動産