人生とは、人前でギターを弾きながら、しだいに腕を上げてゆくようなものである。
生まれて1年経って、初めて人間は、自分の足で歩き始める。
そして、転んでは立ち上がり、転んでは立ち上がりながら、10年以上かけて、自分の足で転ばないように歩けるようになるのです。
つまり、人間は、完全に歩けるようになってから歩くような生き物ではないのです。
だから、未熟からスタートし、未熟のまま色々なことをし、成功も失敗も自分の未熟さゆえに繰り返しながら、生きていくのです。
完全ではない!ということが、行動の邪魔にはならない。
何かが完全に整ってから、何かをするようには、人間は生きてはいないのです。
だから、今の不完全を認めて、堂々と歩いていくことです。
一生懸命完全を目指しながら、それでも上手くいこうがいくまいが、かまうことはない。
自分のやるべきことをしていこう。
そのうち、徐々に上手くなって、完全に近づいていくはずです。
不完全を恥じることはない。
不完全に安住することだけが、恥じることなのです。 ☆ (T.Koga)長崎市の三山不動産