我々の苦悩は、とことんまで経験することによってのみ癒される。
悲しみは、時間と共に薄れていくものです。
しかし、時間は、悲しみを本当に癒すことはない。
悲しみは、その悲しみをしっかり受け止めて、その悲しみから悲しみの素を味わいつくさない限り、決して消えていくことはないのです。
つまり、悲しいという感情に徹底的に付き合わない限り、悲しみは自分の中から消えていかないものです。
だから、悲しみや苦悩から逃げないことです。
言い訳せず、救いを求めず、徹底的に悲しみや苦悩を自分の中に入れていくことです。
そうすれば、逆説ではあるが、その悲しみや苦悩を、体が浄化してくれるはずです。
中途半端に入ってきたものは、浄化されないが、徹底的に自分の体に入ってきたものは、浄化されていくものです。
私たちは、悲しみや苦悩、そして、喜びを徹底的に味わおう。
色々なものを全面的に受け止めることを通して、次のステップへ向かおう。
また新たな悲しみや苦悩や喜びが待っているのだから。 ☆ (T.Koga)長崎市の三山不動産