はたして人は、不徳なくして徳を、憎しみなくして愛を、醜なくして美を考えることができるだろうか？
実に悪と悩みのおかげで地球は住むにたえ、人生は生きるに値するのである。
人生、良いことばかりではない。
そして悪いことばかりでもない。
この相反することが起こるからこそ、人生は面白い。
私たちは、雨の日に晴れを求める。
晴れが続く時に、晴れの日を求める人間はいない。
そういう状況の時は、雨の日を求めるものです。
毎日が日曜日なら、その日曜日は日曜日の価値を失い、ありふれた曜日になってしまう。
私たちは、相反することがあってこそ、幸せを感じるものなのです。
だから、この状態を味わうことです。
どんな状態であれ、与えられた状態を味わうことです。
そして、次の状態へ進めばよい。
不安になることも安心することもなく、人生を生きていくことです。
晴れの日も雨の日も、必ずやってくるのが人生だからです。
晴れの日が続かないとしたら、という不安は持っても必要がない。
だって、晴れの日はそんなに長くは続かないのだから。
雨の日も然りです。
自分の今を生きるしかないのです。 ☆ (T.Koga）長崎市の三山不動産