山の日とは、8月11日に制定された国民の祝日であり、自然や山の恩恵に感謝する日です。
山の日とは、2016年1月1日施行の改正祝日法で新設された、現時点でもっとも新しい国民の祝日です。
山の日は1996年に新設された「海の日」以来、20年ぶりに新設された祝日。
これまで祝日の制定がなかった8月に、初めて制定された祝日です。
祝日法第2条によれば「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する日」とされています。
しかし、祝日制定の根拠となる、山に関する出来事などがあったわけではないようです。
2018年は8月11日が土曜日と重なったため、振替休日が設定されず、普段どおりの週末だったという方も多いのではないでしょうか。
しかし、2019年は山の日が日曜日にあたるため8月10日〜12日が三連休に、2020年も東京五輪への配慮から山の日が8月10日に移動するため8月8日〜10日が三連休になる予定です。
山の日そのものの制定が問題なく運んだ反面、日程を「8月11日」とするまでには紆余曲折があったようです。
山の日には祝日制定の、根拠となる出来事などがあったわけではないため、「夏山シーズン前の山々がもっとも輝く月」として、6月第1日曜日が提言されていたようです。
また、「8月13日からのお盆につながる、夏山シーズン」を狙った、8月12日を推す声も多かったといいます。
しかし、8月12日は「御巣鷹山日航機事故」という悲劇があった日でもあり、慰霊の日を祝日とすべきでないということから、最終的に8月11日とされたようです。 ☆(T.Koga)長崎市の三山不動産