どんなことでも、大きいことでも、小さいことでも、名誉と良識とが命ずるとき以外は、断じてゆずらない。
力に対し、ことに敵の圧倒的優勢な力に対しては、断固として絶対にゆずってはいけない。
チャーチルが、ヒトラーに屈服しなかったのは、「名誉と良識」が、ヒトラーを許さなかったからです。
彼の行動基準は、「人間の尊厳に対する=名誉」と「人間の存在に根差す=良識」です。
この基準にかけて、彼は行動を起こした。
そして、戦った。
今日、民主主義が世界に広まっているのは、チャーチルがヒトラーに屈しなかったからです。
翻って、私たちは、どうだろう。
「名誉と良識」をもって人生を生きているだろうか。
人間の尊厳を賭けて、行動を起こしているだろうか。
人間の存在に根差して行動をしているだろうか。
数々の妥協をし、大切な何かを捨てて、生きていないだろうか。
私たちに大切なことは、自分自身の行動基準を明確に知ることです。
そして、その行動基準を鍛えることです。
自分自身がどういう人間になろうとするのか。
ここが行動基準を作る非常に大切な要素です。
「名誉と良識」を守る人間にチャーチルはなろうとしたのです。
あなたは、どんな人間になろうとするのか。
そこが、人生で問われているのです。 ☆ (T.Koga)長崎市の三山不動産