人間はすべて暗い森でしょう。
人間は、得体のしれない動物です。
予定調和的に生きていくことができない。
人間には、自分の意志や感情があるからです。
それは、裏を返すと、誰もが自分自身の実力を本当の意味で、理解できないということです。
どんな力が自分の中に眠っているか、誰も実際は良くわからない。
だから、人間を暗い森じゃなかろうか。
そう、暗い森とは、人間の可能性があまりにも大きすぎて、理解不可能だということです。
森はいたるところに、色々な生が根付き、そして、その一つ一つが有機的に結びついて、森という全体の生を形成しているのだが、人間も同じように色々な無自覚な可能性が有機的に結びついて、人間全体を形成しているのです。
私たちは、いくつになっても可能性の宝庫です。
その可能性を発見できるかどうかは、それこそ自分の意志や感情にかかっているのです。 ☆ (T.Koga)長崎市の三山不動産