革命が専制のくびきを振り払ったことはいまだかつて一度もない。
それを別の肩に転がし移しただけである。
歴史上の革命は、ヨーロッパで度々起こった。
日本では、今まで一度として革命は起こっていない。
しかし、結局、ヨーロッパで起こった革命も、とどのつまり革命ではなかったかもしれない。
専制が消えることはなかったからです。
革命のような権力闘争は、結局のところ、権力を奪取しようとする側と権力に固執する側が、どちらにしても、権力という暴力のような力を奪い合うことだから、革命が成就されても、権力を行使する側が変わっただけで、何も実質が変わるわけではないのです。
反権力は、結局権力と変わらないのです。
だから、本当の意味で、革命を起こそうとするなら、非権力を志向しなければならない。
権力に従えられている側が権力を拒否する以外にはない。
インドのガンジーの革命はまさに、これだった。
権力志向にならないようにしたいものです。
そのためには、権力を拒否することです。
裏表の関係をやめることです。
それこそ、個人の自律＝自立が達成する時です。 ☆ (T.Koga）長崎市の三山不動産