人生が、私たちに与えるもの、それは試練と幸運です。
試練を与えられた人間は、その試練の度合で、人生や神に対する態度を決定する。
たとえば、試練が不条理なもので、到底乗り越えられそうもないもののように自分が思えば、人生や神を思いっきり呪うだろう。
「なんで神は、私にこのような苦しみを与えたのか?
こんな苦しみを与えるような神を私は一生恨む」と思うだろう。
この恨みの度合が、すなわち自分の痛みの度合なのです。
しかし、その試練の度合が、自分でも耐えられないような深いものになってしまえば、今度は、逆に人間は人生や神に感謝するようになる。
試練が今の自分では許容できないからです。
試練が自分を変えてしまうからです。
しかし、この感謝は微妙です。
プラスの感謝なのか、マイナスの感謝なのか、それは試練を受け止めて変化した人間にしかわからない。
出来るのなら、私たちは、どんな時にも人生や神に感謝が出来る心境でいたいものです。
どんな試練も自分のためにやってくるのだから。 ☆ (T.Koga)長崎市の三山不動産