薔薇はなぜという理由もなく咲いている。
薔薇はただ咲くべく咲いている。
薔薇は自分自身を気にしない。
人が見ているかどうかも問題にしない。
人間の生き方にも通じるものです。
人間は、なぜという理由もなく生きている。
人間はただ生きるべく生きている。
人間は自分がどのくらい劣るか優れているかを気にしない。
他人がどう自分を評価しようと問題にしない。
なぜならば、人間は、生きていくこと自体に目的があるからです。
私たちは、一面では他人なんかまったく気にしない自己中心的な所があるが、その反面、非常にナーバスな面がある。
それが、仲間内の評価です。
その評価に縛られて、私たちは身動きできない時がある。
他人も自分もただ生きているだけなんだと。
自分に与えられた生をただ必死に生きていくことだけなんだと。
そう思い定めれば、案外、気楽になるものです。
他人の眼差しに縛り付けられそうになったら、そう思うことです。
バラを美しいと感じるのは、バラの問題ではなくそれを見ている人間の問題なんです。 ☆ (T.Koga)長崎市の三山不動産