この世の中で一番強い人間とは、孤独で、ただ一人で立つ者なのです。
人間は、少なくても2回は自分自身で立とうとする。
1回は、生まれて1年経った後に、まさに自分の足で立とうとする、自立です。
そして、もう1回は、俗に反抗期と言われる時期に、自分でなんでも判断し、自分で選択し、自分の人生を歩もうとする自律です。
この2回目の自律が、実は非常に難しい。
誰でもがスムーズにいくわけではないのです。
この自律は、孤独で一人で立つということだからです。
孤独を受け入れ、そして、決断した後の責任を自分一人で背負って立つ時、自律が完成していくのです。
だからこそ、孤独に耐えられる力がどうしても必要なのです。
そして、他者からの評価すら必要としない強さが必要なのです。
それでは、どういう人間が、この自律を成し遂げていくのか。
それは、セルフ・エスティームの高い人間です。
他者からの承認をしっかり受け、他人は自分のことを重要だと思っていると実感した人間こそ、他者からの評価から自由になって、孤独に耐える力を持つのです。
この逆説を生きていく時、私たちは、自律出来るのです。
自律に向かうことです。
それが生きるということだからです。
自律とは、自分を生きるということです。 ☆(T.Koga)長崎市の三山不動産