極楽は極めると楽しいとなる。
極める途中は苦しいのかもしれない。
何事かを極めようとすれば、やはり、その途中は苦しい戦いになるはずです。
それは、まず極めようとする対象との戦いになるし、そのうちに、自分自身との妥協との戦いになる。「もうここまでわかったんだから良しとするか」という妥協の誘惑との戦いになるのです。
そして、結局、妥協点を設定してしまえば、極めることにはならないし、だからといって、妥協点を無視すれば、延々と苦しい戦いを続けるようになる。
しかし、そこは人間の面白いところで、この苦しい戦いが、気が付けば楽しい戦いに変わっていくようになるのです。
実は、こうなったら、極めたようなものだ。
極楽になっているのだから。
しかし、そこまでが非常に難しいのです。
私たちは、自分の願望の達成の途中に苦しさがあるということを忘れるべきではない。
もし、忘れてしまえば、何事も苦しいままで終わってしまう。
出口のないトンネルはない。
苦しいことで終わる人生もない。
だから、苦しい途中をしっかり味わうことです。
苦しいことを嫌になることはない。
成功の通過点なのだから。 ☆(T.Koga)長崎市の三山不動産