今はないものについて考えるときではない。
今あるもので、何ができるかを考えるときである。
私たちに重要なことは、自分の今持っているもので、今ないものを創り出せるかです。
今ないものを持とうと焦っても、決して持てるものではない。
今あるものを使って、今ないものを創りだすことが私たちに出来る現実的な行動なのです。
今何が出来るかを考える時、大概の人は、理想的な条件を考えて、その理想的な条件がそろっていないことを嘆く。
しかし、それは、当然で、理想的な条件を考えてしまうから、今ないものがクローズアップされるのです。
だから、そうではなく、今あるもので、どのくらい理想に近づくかを考えることなのです。
そのスタートが私たちを遠い所へと誘ってくれるのです。
自分の中にあるものを大切にしよう。
大切にするということは、使うということです。
使わなくなった全ての道具は、古びて錆びついてしまうだけです。
そうならないように、使い込んでいくことです。 ☆(Koga)