我々は耳を二つ持っているのに、口は一つしか持たないのは、より多くのことを聞いて、話すはより少なくするためなのです。
この20年、私たちは、匿名性の名のもとに色々な人が色々と発信してきた。
その発信のほとんどが、インターネット上で行われ、責任ある発信から、無責任な発信まで、実に様々なものが世の中に解き放たれていった。
益になる発信から、人を傷つける発信までこの世の中にごまんとあるわけだが、私たちは、そのどれかに接してしまうと、少なからず影響を受けてしまう。
それが、全くのでたらめなものでも、何らかの影響を受け、自分自身の中で、何らかの処理をされ、無意識のうちに蓄積していって、気づいたら何か、変な考えが芽生えていたりするのです。
だから、そうならないために、情報を遮断するのではなく、様々なことを逆に聞くことです。
全く考えの違う発信を色々と聞くことです。
発信する以上に、発信されたものを聞くことで、私たちには、バランスが生まれるはずです。
喋るよりは、聞くこと。
これが現代社会で求められている技術です。 ☆ (T.Koga)長崎市の三山不動産