過去が現在に影響を与えるように、未来も現在に影響を与える。
私たちは、存在論的に言えば、単独者かもしれないが、関係論的に言えば、複数の存在が絡み合って出来た結節点のようなものです。
生まれ落ちる時と死んでいく時は、単独者だが、その前後左右のプロセスでは、複合体です。
過去と未来、「ここ」 という空間と 「あそこ」 という空間の、交差する点に、いつも自分がいる。
だから、過去からの影響も、空間的な影響も、そして未来はこうなるのだという決意という影響も、時代の流れという影響も、全て受けて、存在してしまうのが、この自分なのです。
今、様々なものから影響を受けた存在として、私たちは、どう自分と向き合うのか。
ここがいつも問われている。
毎時間、毎分、毎秒、自ずと選択をして生きている。
その選択が問われているのです。
自分の人生をどう生きるのか。
人生の中でどういうあり方で生きるのか。
今この時、いつも問われているのです。
過去からも未来からも、この空間からも、違う空間からも、問われ続けているのです。 ☆ (T.Koga）長崎市の三山不動産
