人は負けることを知りて、人より勝れり。
人間は、小さい頃に、子ども同士で喧嘩をし、勝ち負けを経験する。
勝てば嬉しいし、負ければ悔しいし、みんなの前では恥ずかしい。
こういう思いを小さい頃にするから、徐々に、人の痛みを知るようになる。
そして、自分の弱さも、他人の強さも知るようになる。
このような経験をしてこそ、私たちは、どうすれば、どうなるのかを知り、喧嘩をしたところで、勝ちも負けも、ともに痛いのだと知って、違う交渉術を学んでいくようになる。
結局、学ぶスタートは、失敗や負けや欠落からなのです。
つまり、マイナスの状態を自覚したところからしか、本当の学びはスタートしないのです。
何から学ぶか。
どこから学びをスタートするか。
それは、自分が自分をしっかり認めたところからです。
自分のマイナスを認識しない人には、学びはスタートしない。
学びは、マイナスをゼロにし、ゼロからプラスを構築するためのものなのです。
マイナスの自覚なしには、学ぶ動機が生まれることはない。 ☆ (T.Koga)長崎市の三山不動産