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悲劇 17.Apr.2024

大きな苦痛こそ、精神の最後の解放者である。
この苦痛のみが、われわれを最後の深みに至らせる。
私たちは、ついつい現状に安住してしまう。
自分の居心地の良い場所を自然と見つけては、自分の成長を止めてしまう。
自己の安定を求めてしまう。
しかし、それでは、成長はない。
成長は、自己否定・現状否定を意味するから、今の自分に安住してしまうと、成長より、衰退が自分を襲う。
だから、安住の地に居座ってはダメなのです。
安住の地を求めて、彷徨うのはまだよいが、安住の地を定めてはダメです。
しかし、人間、安住の地を定めてしまうものです。
そうなると、そこに居座ってしまう。
これを打破するのが、降ってわいた事件です。
それも自分が今までに経験したこともない、苦痛を伴う事件です。
病気でも、別離でも、失敗でも、敗北でも、偶然の勝利でも良い。
自分自身が、引き裂かれてしまうような出来事です。
このような出来事によって、人間は、安住の地だと思っていた場所から、叩き出されて、また自己否定・現状否定に向かうのです。
その時、私たちの成長がやってくる。
人間、死ぬまで生きぬくことです。
生きるということは、変化をするということです。
その変化こそ、自分自身で起こすことなのです。
しかし、それが出来ないから、ある日悲劇がやってくるのです。
そして、その悲劇によって、私たちは、また息を吹き返すのです。 ☆ (T.Koga)長崎市の三山不動産