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熊本地震 16.Apr.2024

当初は2016年4月14日に発生したマグニチュード6.5の地震を 「本震」 だと思われていましたが、16日にマグニチュード7.3の地震が発生したことでこちらを 「本震」 とし、14日の地震を 「前震」 としました。
それからは頻繁に大きな余震が起こり、地震発生から3ヶ月後の7月14日までに、震度1以上を観測した地震は合計1888回発生したとされています。
熊本地震では、震度7の地震は7月14日までに2回発生し、震度6強を2回、震度6弱を3回、震度5強を4回、震度5弱を8回観測するなど地震が繰り返し発生し、地震発生から3ヶ月後の7月14日までに、震度1以上を観測した地震は合計1888回発生しました。
震度7の地震が立て続けに2回発生したこと、また一連の地震で震度6弱以上の地震が7回も発生していることは観測史上初とされています。
さらに、地震発生から2ヶ月程度経過した6月中旬にも、震度5弱の地震が発生(6月12日)するなど地震活動は長く継続していました。
人的被害は、平成 29 年 12 月 13 日時点で、死者が 252 人、重軽傷者が 2,720 人に上る。
死者のうち、警察が検視により確認している死者は 50 人、災害による負傷の悪化又は避難生活等における身体的負担による死者は 197 人である。
また、被害者のうち平成 28 年 6 月に発生した豪雨被害で熊本地震との関連が認められた死者は 5 人、負傷者は 3 人となっている。
今もなお、県内で災害弔慰金の支給を判断するための認定審査会が開催されており、今後も地震を原因とする死者は増える可能性がある。
住家被害は、平成 29 年 12 月 13 日時点で約 19 万 7 千棟に上り、また、国道 57 号や阿蘇大橋などの幹線道路の寸断や電気、水道、ガス、通信などのライフラインの停止など県民の生活を支えるインフラに甚大な被害が生じた(停電約 45 万戸、断水約 43 万戸、ガス供給停止約 10 万戸、通信断約 1 万件)。
更に、県民の誇りである熊本城のほか、水前寺成趣園や阿蘇神社など熊本県民の「宝」というべき文化財も大きな被害を受けた。
なお、熊本地震による県内の被害額は、これまで県や関係機関等が公表してきた資料のほか、被災自治体や関係機関等からの聞き取り及び被害状況からの推計により県が試算したところ約 3.8 兆円に上る。 ☆ (T.Koga)長崎市の三山不動産