ある程度長く生きていれば、人生で起こることの大半は自分のコントロール外にあるということがわかってくる。
しかし、どう向き合うかは自分のコントロール次第です。
例えば、待ち合わせの時間を守ろうと計画通りに家を出て、電車に乗ったとする。
これで待ち合わせ場所の5分前には、着けると安心する。
急に電車が減速し、アナウンスが入る。
「ただいま蒲田、川崎間で線路に人が立ち入ったため、安全確認を前の電車がしております。
安全の確認が出来次第、発車しますので、このままお待ちください」と。
自分がどう頑張ろうと、このような事態は、日常的に起こる。
自分の力ではどうしようもない出来事が山ほど起こる。
人生とは不条理なものなのです。
子どもの時は、無性に腹が立っていたこのような出来事も、大人になってくると徐々に腹も立たなくなり、仕方がない、この時間をどうしようかと考え、相手にはどう連絡をして、どう謝罪しようかと考える。
そうなのです。
不条理な出来事を受け止められるようになる。
ここが、人生のポイントです。
自分ではどうしようもできないことに、どう向き合うのか。
ここが人生から問われているのです。
自分でどうにか出来るのは、自分自身の態度と心遣いだけです。
そこをどうするのか。
人生は、いつも私たちにこのことを投げかけている。
全力で、この人生からの問いにこたえていこう。 ☆ (T.Koga)長崎市の三山不動産