幸福だけの幸福は、パンばかりのようなものです。
食えはするがごちそうにはならない。
むだなもの、無用なもの、よけいなもの、多すぎるもの、何の役にも立たないもの、それが私は好きです。
人生に無駄なものなど一つもない。
それを無駄にしてしまうのは、私たち自身です。
だから、一見無駄に見えるもの、余計なもの、役に立つかわからないもの、それらをすべて簡単に、切り捨ててしまわないことです。
無駄だと思えるもの、余計なもの、役に立つかわからないもの、を馬鹿にしていると、結局、豊かな人生にはならない。
それらの中に、色々な意味合いがあり、意味がないからこそ、意味あるものの濃淡を際立たせたりするのです。
無駄なものを無駄だと思わないようになれば、無味無臭な人生ではなくなって、複雑な味わいの人生になっていくはずです。
私たちは、効率を求める。
だから無駄なものを排除しようとしてしまう。
それは、結局、直線的な人生を選択することになる。
しかし、人生は、直線的では面白くはない。
無駄なもの、余計なもの、役に立つか立たないか、わからないものを人生の中に取り入れることです。
そうすれば、人生は、スパイスのきいた面白いものになるはずです。 ☆ (T.Koga）長崎市の三山不動産
