人間的なあつかいをすれば、神の似姿などとうの昔に消えてしまったような人さえ、人間にすることができる。
「一寸の虫にも五分の魂」というけれど、どんな人間にでも人間らしい感情はある。
たとえ、それがヒトラーでも、スターリンでも、ポル・ポトでも。
そんな極悪非道な人間たちに対して、それでもなお、人間として接していけば、彼らは人間らしくなっていくものです。
それでは、人間として接するとはどういうことか。
それは、自分が望むように接するということです。
私がこう接してもらいたいから、彼もそう思うだろうと考えて接することです。
それを彼がこう接してもらいたいと思っているから、こう接しようというのではない。
それでは、ヒトラーやスターリンやポル・ポトが他人から接しられたようなものです。
腫れ物に触るように接してしまう。
これでは人間にならない。
悪魔のままになってしまう。
私たちは人間として人間に接するべきです。
ダメなものはダメ、良いものは良いと接することです。
自分が悪いことをしたら叱られたいのが人間です。
自分が良いことをしたら、ほめられたいのが人間です。
そのままで接して行くことです。 ☆(Koga)