他人が笑おうが笑うまいが、自分の歌を歌えばいいんです。
つい最近、出合った大学生は、「親から自立するために、親の年収を超えることが夢です！」とはっきり言うのです。
そして、「私は他人から認めて貰うまで努力をし続ける粘り強い人間です！」と言う。
この学生は、こうも言っていた。「私は色々なコミュニティに所属しているので、自立しているんです。
１つに依存していないので。」そして最後に、「教育の地域格差を解消して、皆のために働きたいのです！」とアピールするのだと言った。
インターフェイスは申し分がないほどで、ニコニコ笑いながら、なんでも応えてくれる良い学生だったのだが、果たして、この学生は、なぜ、そんなにも他人に、親に依存しているのか。
そして、なぜ、それほどまでに、ニコニコ笑って、素敵な笑顔を見せているのか。大きな疑問が、私には残った。
自分は自分だと思えるようになれば、この学生は、素晴らしくなっていくはずです。誰かに認めてもらいたい、誰かから承認されないと一人ではいられない。
そんな自分を認めることからスタートすることです。
そうすれば、努力する目的が、努力の先にあるようになる。
他人に認められるために努力するなんて、淋しい限りです。
そのことをこの学生に優しく伝えておいたが、果たして、心に届いてくれたのだろうか。 ☆ (T.Koga）長崎市の三山不動産
