個人における狂気はわりあい稀なものである。
しかし集団、院派、国民、時代などにおいては狂気は通則である。
私たちは、一般化が好きです。
田舎の人は、皆親切だとか、アメリカ人は、皆フレンドリーだとか、南の国の男性は、あまり働かないとか、そのような一般化をついついしてしまう。
しかし、親切な人もいれば、そうでない人もいるし、フレンドリーな人もいれば、そうではない人もいるし、働き者の南の国の男性もいるのです。
つまり、個人個人の特性が、しっかりあって、簡単に一般化出来ないものなのです。
しかし、面白いもので、集団心理というものもあって、個々人の特性が、集団の中では、埋もれてしまって、ある傾向に個々人が流されてしまう時があるのです。特に、集団に流されてしまう領域は、感情に関するものです。
集団の流れに押し流されて、個々人の理性にまつわる機能が、マヒしてしまうのです。
つまり、集団全体が、狂気に包まれてしまう結果になってしまう。
これが集団心理です。
理性的な集団心理が今まで発現したことはなかったのではないかと思う。
そのぐらいは、集団心理とは、非理性的なものです。
なぜならば、個々人の判断がマヒしてしまうからです。
私たちには、苦い経験が歴史上、いっぱいある。
この狂気という集団心理にまつわることが、先の世界大戦時の日本・ドイツは、まさにその最たるものだし、原爆を投下したアメリカのその後の原爆投下の心理的処理も集団心理の最たるものです。
狂気の集団心理に私たちは、自覚的にならなければいけない。
狂気は、いつでも私たちの心を狙っているからです。 ☆ (T.Koga)長崎市の三山不動産
今日から北京冬季オリンピックが開催されます。
日本人アスリートの活躍を願います。
久し振りに、ヘヤーカットに行きます。