かぎりを行うのが人の道にして、そのことの成ると成らざるとは、人の力におよばざるところです。
自分の限界まで行動し、その行動の結果は、自分自身が決定することではないと心得よと言っているのです。
つまり、成功しようと自分の力を120%出し切って、あとは成功しようがしまいが、天に任せるのが、人間なのです。
しかし、最近の私たちは、自分の限界に挑戦する前に、限界を自分で決めて、すぐに結論を出そうとしてしまう。
すぐに結果を認めてもらおうとしてしまう。
そんな態度では、決して、自分を成長させることはできないでしょう。
そうではない人は、なんで、自分の限界まで何事もしようとしないのか、と嘆くかもしれない。
物事なんて、そんなに早くものになるわけがないのに、なんですぐに結論を求めてしまうのかと、嘆く人がいるだろう。
そうなのです。
最近の私たちが、忘れているのは、時間がかかるということの大切さなのです。
素晴らしいことをなそうと思えば、時間がかかるのです。
早くなることよりも本当になることの方が大切なのです。
このことを私たちは、思い出すことです。
本物を目指そう。そのために自分の限界に挑戦することです。 ☆(Koga)