例え平凡で小さなことでも、それを自分なりに深く噛みしめ味わえば、大きな体験に匹敵する。
私たちは、毎日を何気なく過ごしているから、日常的に当たり前のことについては、深く考えはしない。
例えば、駅に向かう、切符を買う、改札を入る、階段を上がる、電車を待つ、そして電車に乗る、シートに座れるか、座れないか、寝るか、本を読むか、風景を眺めるか、眺めないか、そういう状況を経て、目的の駅につき、電車を降りる。
このような時間の経過と経験は、何も意味を感じないものです。
がしかし、なんでこの自分がシートに座れないのか？ と疑問に思い、なぜ、電車では、早い者勝ちでシートに座れるのか？ と考えていけば、この経験は、日常の風景を変えてくれるものになるかもしれない。
何気ない日々の無意識の行動に疑問符を持ってみると、案外、この疑問、違うところにも通じる何かがあるな！ と思うかもしれないのです。
私たちの何気ない日常に、今までとは違う関心を向けてみよう。
そうすれば、今まで小さな当たり前のことだったことが、違う意味合いを帯びるかもしれない。
そうなれば、きっと、私たちの人生は、さらに深くなっていくかもしれないのです。 ☆ (T.Koga）長崎市の三山不動産
